メールマガジン 2009年7月

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 き、メールアドレスをご登録いただいている方を対象にお送りしています。
●岐阜現代美術館からの電子メールによるお知らせの配信について、変更等を希
 望される方は当メール末尾のご案内をお読みください。


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◆◆岐阜現代美術館メールマガジン2009年8月 夏休み号◆◆
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夏休みに入っても梅雨が明けず、蒸し暑い毎日が続いております。
蝉の合唱、ギラギラ太陽が待ち遠しいですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

岐阜現代美術館の軒下では、気がつくとツバメの家が9つ。家族も増えて、親ツ
バメは忙しく毎日えさをさがして美術館の周りを気持ちよく飛び回っています。

夏休みの思い出に家族で美術館へぜひお越しください!


---CONTENTS≫≫---------------------------------------------------------

◆2009年8・9月の休館日

◇企画展「荒川修作DIAGRAMS展」
◆企画展「篠田桃紅 火と水展」
◇”墨ワークショップ”開催されました。
◆コンサートのおしらせ
◇関市立篠田桃紅美術空間インフォメーション
◆アートシーン
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 2009年8・9月の休館日
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  8月1日(土)〜3日 (月)
   9日(日)
   13日(木)〜16日 (日)
   23日(日)
   29日(土)〜31日 (月)
  9月1日(火)〜3日(木)
   6日(日)
   12日(土)〜13日(日)
   20日(日)〜23日(水)
   27日(日)
 *年間スケジュールはこちらをどうぞ!↓
 http://www.gi-co-ma.com/schedule/index.html



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 企画展「荒川修作 DIAGRAMS」始まりました!
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「荒川修作 DIAGRAMS」展が始まりました。
『養老天命反転地』、『偏在する場・奈義の龍安寺・建築する身体』などの建築
的作品を発表し続ける荒川修作の版画作品展です。
"DIAGRAMS(図式絵画)"とは、記号や文字、幾何学的な図形によって構成された
設計図のような荒川の独特の絵画につけられたものです。1966年にニューヨーク
で開催された個展に"DIAGRAMS"が出品され、アメリカのみならずヨーロッパでも
注目を集めました。

本展では、所蔵作品である1960年〜70年代にかけて制作された「DIAGRAMS」の版
画作品を展示します。人間の宿命である"死"に挑戦しながら、社会的、精神的に
混迷する現代社会に立ち向かいつづける荒川の思考の源泉と軌跡を見つめなおし
ます。

  ●会期:7月23日(木)〜8月28日(金)
  ●開館時間:午前9時〜午後4時30分
  ●休館日:日曜日、8月1日、3日、13〜15日
  ●作品点数:23点
  ●関連イベント:8月22日(土)田中香織クラリネット・コンサート

 *展覧会の情報はこちらです↓
 http://www.gi-co-ma.com/collection/index.html
>         

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 企画展「篠田桃紅 火と水」
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「荒川修作 DIAGRAMS」の次は、「篠田桃紅 火と水」展を開催する予定です。
今回は、桃紅作品の中から「火」と「水」をテーマに作品を展示します。
「火」や「水」といった文字を題材にしたもの、あるいはそれらをモチーフにイ
メージを作品にしたものなど約30点を展示します。

桃紅は子供のころより書を学び、抽象画を描く現在も作品の中には書や文字が基
底となっています。また、火と水といった両極のものは、文字としても物質とし
ても桃紅にとって魅力的なものであるとエッセイに記しています。
桃紅がものをつくるてだてにしている水墨は、水と墨という両極のものであるこ
となど、火と水のかかわり合いの深さに心引かれるのだとも語っています。

水墨に託した桃紅の火と水のかたちをご紹介します。

 ●会期:9月4日(金)〜10月30日(金)
 ●開館時間:午前9時〜午後4時30分
 ●休館日:日曜日、祝日、第2、4土曜日
 ●作品点数:29点
 ●観覧料:無料

 
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 墨ワークショップ 金いろ銀いろをつかってみよう!開催されました。
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6月6日(土)13:00より、墨ワークショップが開催されました。
当日は幼稚園児から60代の方まで幅広い年齢の方々に、ご参加いただきました。
まずは、講師のナカシマヒロエさんによるギャラリートーク。和紙にしみこむ墨
の豊かな表情や、金、銀箔の上の水墨の動きなど、筆の動かし方や素地の違いに
よって生れる水墨の美しさや面白さなどを解説していただきました。
その後、いざ作品制作!思うにまかせぬ墨?と格闘しながら、15〜20枚描いた作
品の中から1枚だけ、お気に入りをえらんでいただき、掛軸に仕立てて完成。
充実した3時間のワークショップでした。

今後も、このようなワークショップを開催予定です。みなさまぜひ参加してくだ
さいね!


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 コンサートのおしらせ
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8月22日(土)17:00〜 田中香織クラシック・コンサートを開催いたします。
ドイツを拠点に世界で活躍する若手クラリネット奏者、田中香織さん、早川恵美
さん(ピアノ)をお迎えします。
プログラムは,ブラームスの傑作「クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 作品120
 No.1」をメインに,前衛音楽の雄シュトックハウゼンの「友情に」などを予定
しています。
クラリネットの柔らかく深みのある音色が、秋の夕暮れに広がります。

 ●日時:2009年8月22日(土)17:00開演(16:30開場)
  ●場所:岐阜現代美術館 / NBKコンサートホール
 ●申込締切:8月14日(金)
 ●申込方法:財団fax(0575−23−1218)あるいはe-mailにてお申込ください。
       お名前、〒、住所、�番号、同伴者の方々のお名前をご記入くだ
       さい。
 *お申込が多数の場合は、抽選となります。締切り後、結果をお葉書にてご連
  絡いたします。

 いままでのコンサートについてはこちらをご覧ください↓
 http://www.gi-co-ma.com/concert/index.html


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 関市立篠田桃紅美術空間インフォメーション
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企画展「夏休み子ども企画 ようこそ!桃紅さんのせかいへ」を開催中です。
展示室内には、パズル、アートカード、四角と線の組み合わせセットなど、たく
さんの仕掛けがあります。
「むずかしさ★★★!」のパズルは大人でも、10分は格闘覚悟です!
ワークシートを手に、クイズや遊びを通して、ご家族、お友達で桃紅作品を味わ
ってみませんか?
ワークシートを完成させたら、受付でオリジナル・コインケースをプレゼント!
4種類の中からお好きなデザインを選べます。
ぜひ、夏休みの思い出に美術空間へ遊びに来てください!!

 ●会期:7月7日(火)〜9月27日(日)
 ●開館時間:午前9時〜午後4時30分
 ●休館日:月曜日(休日を除く)・祝日の翌日(ただし9月21日(祝・月)は
      開館)
 ●作品点数:30点
 ●関連イベント:・子どものための作品鑑賞会 
          8月8日(土)・22日(土)午後1:30〜2:30
         ・ワークショップ「絵巻物式 桃紅えほん」
          8月6日(木)13:00〜16:00 
          要申込。(締切りは7月30日)

 *関市立篠田桃紅美術空間についてのお問合せは↓
 http://www.city.seki.gifu.jp/seki-toko/index.htm



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 アートシーン 葉月
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梅雨というよりもゲリラ雨。長い梅雨が続くのはやはり、地球温暖化が原因でし
ょうか?
そんな長梅雨の中、7月22日、日本列島では46年ぶりとなる皆既日食が観測され
ました。天照大神が天の岩屋にこもり、世の中が真っ暗になったという「岩戸隠
れ」のモチーフは皆既日蝕だったという逸話も・・・。
岐阜では部分日蝕でしたが、三日月のように欠けていくその様子は、太陽に月が
覆いかぶさることによっておこる現象だと知っていても、宇宙の壮大さと神秘さ
を感ぜずにはいられませんでした。


桃紅のエッセイ集『その日の墨』の中に、日蝕についての文章があります。

「日蝕の電話」

電話が鳴ったので受け取った。ふと台の前の壁に不思議な影が映っているのに気
が付いた。扇面のような、また、まが玉のような形が、うす茶色の壁に映ってい
る。仄明るいそれは、木洩れ陽か、水の影のようでもあるが、全く動かないこと
で、そういうものの影でないことがわかる。
室内の何かが反射している筈もない、障子が立ててあるし、日光の直射はない。
五センチ程のこの不思議なものが気になって、電話の受け答えも、うわの空であ
ったが、その、そぞろな気のどこかで、ふと「日蝕」と気付きそうになり、「し
かしそれがどうしてここに」、と否定したり、とにかく影に気をとられているう
ちに、電話が終わった。
すぐ障子を開け、西の方を見た。右上が少し欠けた太陽が見えた。電話台の壁に
は先刻の影はない。開けた障子の上の方に、小さな穴があいていた。これである
。先だってテラスの梅の鉢を動かした時、小枝が障子を刺したのだろう。こんな
穴があることは全く気付かず、丁度この穴が太陽を壁に映す時間に、電話がかか
ったことで、私は日蝕を見ることができたのだ。十月二日(1978年)午後四時半
頃である。
翌日の新聞に、新宿上空の欠けた太陽の写真が出て、撮影時刻は四時三十二分と
あった。電話を下さった人には、失礼なうわの空の応対であったと思うが、私に
とっては近頃稀な風流な電話であった。


ふと気付いた不思議な影の正体が「日蝕」であったとわかったとき、そして丁度
日蝕を見ることができたのは、開けてしまった障子の穴と、偶然かかってきた電
話だったとわかったときの、偶然の重なりによる小さな出会いに、意図的ではな
いものの美しさ、妙なるものにこころ動かされる桃紅が見えます。


みなさん、今回の日蝕を見ることができましたか?次回の日本での皆既日食は20
35年に観測できるそうですよ。


◇◆◇─────────────────────────────────
 あ|と|が|き|
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夏休み号として7,8月まとめての発行となりました。
次回は9月発行の予定です。美術館の情報をたくさんお届けしたいと思っており
ます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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